
不定期にサロン演奏会を企画しています。
白百合コンサートは毎回興味深いテーマを掲げて、使用楽器を変えながら行ないます。
会場の都合から、人数に限りがありますので、予約演奏会とさせていただいております。
人数がそろいましたら、随時開催いたしますので、ぜひメールにてお問い合わせ下さい。
その他音楽セミナーや講座を行ないます。
綾ピアノ研究所は、ゴールドリボン 低周波音被害者の会の活動を支援していますので、
多彩な講師陣をお招きして、講座をすることができます。
是非ご連絡下さい。
白百合コンサートの由来
百合の香しき香りを、思い起こして下さい。
その香りは取り巻く空気に漂って、香しく、広がります。
空気振動、空気伝搬とされる音、音色は、まさにこの香しき香りに喩えられるものであると思うのです。

白百合コンサートの意味はここにあります。
百合の歴史として
ギリシャの昔から、母性の象徴である純白の花 百合は、ゼウスの息子のヘラクレスが母のヘラの乳を、口から飲みきれずにこぼして、生まれた花であると言われています。
清純や母性の象徴の花であります。
それは聖母マリアの処女性へと繋がり、マドンナリリーと呼ばれるようになりました。ジャンヌダルクの旗印も百合でありました。
日本でも高貴、威厳の花言葉であり、美しい女性の象徴として広く知られています。
人前に女性が立つことを許さない、古いしきたりの社会の中で、 鍵盤楽器というのは、ハープとともに、女性が弾くことをわずかに、許された楽器でした。
家庭内での楽しみの時代のサロンコンサートに、ピアノは活躍しました。
現代社会は女性が大きな力を持つようになり、様々な分野で活躍しています。
女性の持つ母性は、生きとし生けるものを守り育むだけでなく、社会の矛盾や悪を鋭く見破り、鋭い批判力でもって、正義を訴えるところまで来ています。
凛として立つ百合の花の神々しさは、いかなる困難にも負けずに、周りを励ましながら、勝ち進む強き女性の象徴として、相応しいものであると私は思います。
願わくは音楽でもって人の心に直接薫風を送り、ある時は人を慰め、癒し、又ある時は鼓舞する、そのような演奏会を企画運営するのが、私の夢なのです。